アラン・ステイン
バスケキッズの親に
守ってほしい16のルール
コーチであり父親でもある私からの提案
コーチであり父親でもある私は、バスケキッズを持つ親御さんに以下の16個のルールを提案したい。
これは子どもたち自身のバスケットボール人生であり、あなたのものではないということを受け入れなければならない。彼らの代わりとなって歩んではならない。子どもをサポートし、勇気づけてあげられる親であることに集中すること。
コーチは勝つためにチームにチャンスを与えられる選手、戦う姿勢を持つ選手、毎日努力する選手、どのような役割でも受け入れる選手、チームの文化に同意してくれる選手を好む。これが真実だ。もしコーチがあなたの子どもを好きでないとしたら、これらの内どれかが欠けていると考えなければならない。
プレイングタイムに関しては、コーチは勝ちたいと思っているし、チームもとにかく勝ちたいと思っている。あなたの子どもがそれに貢献できるのであればプレイングタイムを得られるだろうが、そうでなければ出ることはできない。
コーチはワークアウトからプラクティス、ミーティング、試合やその映像まで全てを見ているため、適切なプレイングタイムを評価して決定できる最適なポジションにいる。親は多くの場合試合の現場しか見ることはなく、不完全なイメージしか見ることはできない。
コーチは通常、経験と指導する能力の両方において優れたバスケットボールIQと試合における一般知識を有している。したがって、コーチのX&O(戦術)や選手の能力における判断基準について質問することは不適切である。
応援席から子どもに向かって指示をするのはやめなさい。子どもたちが指示を受けるべき声は、自分のコーチングスタッフからのものだけだ。彼らを勇気づけることだけがあなたがするべきことで、あなたは彼らのコーチではない。それはあなたの仕事ではないのだ。
あなたは世界中の何よりも子どもを愛している。それは理解できるし尊敬する。しかしコーチの義務はチームにとってベストのことをすることなのだ。あなたが子どもにしてあげたいと思うこととチームにとってベストなことは異なるものだ。
プレイングタイムと戦略、そしてほかの選手のことについて、決してコーチと議論してはならない。絶対だ。これら3つはコーチにとっての聖域なのだ。
政治的な工作はあなたの子どもがプレイングタイムを得ることに何の意味もなさない。例えば「私はジェフリーがもっとプレイングタイムを得るべきだと考える。何故なら彼の母親が充分なプレイングタイムを得ていないと考えているからだ」といった声明は、高校バスケ史上今まで聞かれたことはない。
あらゆる関心事や質問、不安などは、あなたの子どもとコーチが直接コミュニケートすることを促すべきだ。親は単に観察者として正しいミーティングの機会を設けなければならないが、議論は子どもとコーチの間だけで行なわれなければならない。
練習の帰途や家族との食事中に、コーチに対して間接的に攻撃してはならない。「あなたのコーチは何を考えているのか分からない」「あなたが何故もっと試合に出られないのか理解できない」といった批判は、子どもにとって気持ちのよいものではない。それは単に悪い心構えや言い訳を作ることにしかならない。
あなたの子どもが思うほどにプレイングタイムを得られなかったり、試合に出ることができないとしたら、それを強力なティーチングツールとして使いなさい。プレイングタイムを得られる方法や、今とは異なる結果を得るためにこれからできることを教えるのだ。
レフェリーに文句を言うのはやめなさい。それは子どもに悪い例を示すことになり、あなたを愚かに見せる。レフェリーはベストを尽くしている。通常レフェリーは、親よりも正確なジャッジをするために最適な位置にいるし、ルールについての深い理解を有している。
あなたの子どもがプロになる可能性はほとんどない。これは事実だ。だから彼らに楽しい旅路を過ごしてもらおう。あなたが思うよりも早く、彼らがプレイできる日々は終わるのだ。彼らの成長にとって必要な人生の教訓を教えるために、バスケットボールを活用してほしい。
子どもにプレッシャーをかけすぎてはならない。勇気づけたり提案したり、高いスタンダードを子どもに持たせるようにするのはよいだろう。しかし余計な練習を強制してはならない。それは子ども自身から発せられなければならない。もし彼らが自身からより多くの練習を望むのであれば、サポートしてあげてほしい。
あなたができるベストなことの1つは、子どものコーチと素晴らしい関係を築くことだ。
子どもたちの最高のサポーターになろう
応援する姿が
子どもの力になる
